2011年07月22日

30年で道半ば

赤峰です。

先週に続き、創立30周年のことについて書きます。

30周年は、まだ3年も先のことですが、創立以来の夢である「日本有数の英会話学校」につながる節目の年にしたいと思っております。

福岡に根差した英会話学校に徹し、語学学校の本質を追究し続けていくことで、FCCの夢は必ず実現するものと信じております。

大分で10年間、英会話の会社で懸命に働き、内側からじっくり学校運営を見て、また多くのことを体験して、理想の学校は、もう自分で創るしかないという結論を出し、福岡に出て来ました。

1984年9月のことです。

夢を実現させる為には、まず学校名が大事だと思い、将来をイメージし、「福岡コミュニケーションセンター」と名付けました。

現在地に移転するまでの10年間は、どこから見ても英会話学校とは思えない設備で、そんなFCCを見て、学校名とのギャップの大きさにショックを受けた受講生が多かったことをよく覚えております。

それでもFCCは、最初から熱心な受講生に恵まれました。

ゼロからの創立で学校運営が軌道に乗るまでに15年もの長い時間を要しましたが、それは私がかつて過ごした米国西部の開拓牧場と同じようなものでした。

その牧場は、ヨーロッパから米国西部に開拓者として入植し、多くの仲間が開拓の厳しさに耐えられず、脱落する中にあって、決して諦めず最後まで頑張り通して州を代表する牧場を築き上げました。

開墾当初からの苦労話を牧場の老人からよく聞かされましたが、それは想像を絶する厳しい開拓の戦いの連続でした。

子供の時から両親の開拓の手伝いをしながら育った老人から開拓のお話を直に聞くことができたのは、私の2年間の米国生活で最高の収穫になりました。

“人生に無駄なものはない”、という言葉を聞いたことがありますが、牧場の夢は実現できませんでしたが、開拓牧場での経験があったから、FCCをゼロから開拓者の気持ちになって創る決心ができたと思っています。

さて、30周年をどのような形で迎えることができるのか、楽しみにしておりますが、最優先事項は、受講生の皆さんの学習環境とスタッフの職場環境を充実させることです。

そして30年経っても「まだ道半ばである」という気持ちを大事にすることだと思っています。

「27年もよく続きましたねぇ」と、色々な方から言われますが、まだまだ27年目というのが私の本音です。

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Posted by FCC英会話-赤峰美則 at 19:28│Comments(0)
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